海外通販に付きものの不安を解消するためのちょっとしたQ&A
この記事では海外通販に関するちょっとした不安を解消するためのアドバイスをちょっと載せてみる。おそらく多くの方が最初に海外通販をするときには結構ドキドキするものだと思う。ただ、その多くはちょっとした知識があるだけで解消されるものかもしれない。“海外通販がちょっと不安…”というあなたのためのQ&Aセクション・パート1。
Q: 英語ができないのだけれど、海外通販をやっても大丈夫だろうか？
まずはとっても基本的な質問から。そう、英語が苦手な場合にはどうなのだろう？ そんなあなたにはWiggleまたはChain Reaction Cyclesがおすすめ。この両ショップの場合には日本語でのメールのやりとりができるので、日本国内の通販サイトとのやりとりと大差ない。
他の通販サイト、たとえばEvans CyclesやProBikit.comなどの場合には、普通はまずは大丈夫だが、万が一何か不測の事態が起きたときには、英語でのメールのやりとりが必要になることも可能性としてはある。ただし、私が思うに必要な英語レベルは実のところそれほど難しいものではない。個人的な感覚としては、“英会話レベル中級”くらいの英語力があればおそらく問題ないだろうと思う。（もちろん、すべてがスムーズに進めば、メールのやりとりなどは全く不要のはずだけれど。）
※必要によりこちらの英語関係のガイドページなども参考にしてください。
Q: 自転車を海外通販で買いたいのだが、その後の整備などは日本国内の自転車ショップで受け付けてくれるのだろうか？
Yahoo知恵袋などを見ていると、実はこの種の質問が意外に多いことに気づく。それだけ整備や組み立てなどに不安を持っている人が多い…ということかもしれない。
個人的な感想で言えば、自転車の整備や組み立ては、必要な知識を学ぶ意欲さえあれば、かなりの部分までは自分で対応することが可能だ。（どこまで対応できるかは、熱意と興味、それに持っている工具によって相当違うとは思うけれど…）たとえば機械ものをいじるのが好きな人だったらかなり上達は早いのでは？と思う。（ちなみに工具も海外通販では相当安いという事実も…）
私も最初の頃は自分で整備・組み立てをすることを結構不安に感じていたが、今ではある程度のところまでは自分できるようになり、それがとても楽しくなった。信頼できるショップに100％任せるのももちろん良いが、自分で改造したり整備したりというのも、実は（自転車趣味の）大きな楽しみだ。だから、自分である程度まではできるようにする…というのはかなり有効な選択肢と思う。
他店で購入した自転車の整備を受け付けてくれるか？
そして、海外通販で買った自転車の整備や修理を一般のショップがどこまで対応してくれるか…ということに関して。
これ、言い換えるとつまりは“他店で購入した自転車の整備を受け付けてくれるか？”ということになると思うが、これ、実際にはお店によってポリシーはいろいろあるかもしれない。
確かに、場合によっては「自分のお店で売った自転車以外の整備はしないよ！」という“ちょっとクールな”お店も存在するかもしれないが、ごく普通に考えると、対応してくれるお店もきっと多いはず。
なぜなら、普通に考えればその状況こそが、お店にとっては新たな顧客獲得のチャンスだから。だって、他店のお客が（勧誘もしないのに）わざわざ自分のお店に来てくれているのだ。商売熱心でサービス精神旺盛なお店なら間違いなく歓迎してくれるはずと思う。もし歓迎してくれなかったら……まぁそれは考え方の違いということ。次のお店をあたってみよう。
そして具体的な情報をすこし。（私の経験上）他店で購入した自転車の整備や改造に関しても対応してくれるショップは確実にいくつも存在する。たとえば、大手チェーンショップのサイクルベースあさひは他社購入の自転車であったとしても、とても親切に整備や修理をしてくれるし、都内にある大手のロードバイクプロショップの「なるしまフレンド」などは、他店購入の自転車であってもとても気持ち良く整備や修理に対応してくれる。
それ以外にも、たとえばこちらのサイメン（サイクルメンテナンス）というところは、自転車工房として整備や組み立てを受け付けてくれる。もちろんある程度の工賃はかかるが、かなり専門的な整備・組み立てまで対応してくれるので、必要により相談してみても良いかもしれない。
今後またそう遠くないうちにQ&Aセッション2を掲載の予定。
