10万円台で、良すぎる(?)コンポが付いてくるロードバイク完成車をちょっと紹介
たとえば、ロードバイク完成車の価格とコンポの間には、なんとなくの相関関係が存在する。たとえば10万円以下のエントリークラスであれば、たいていシマノ・ソラだったり、場合によってはシマノ2200だったりする。良くてもせいぜいシマノ・ティアグラ程度か。それが10万円～20万円程度のロードバイクになるとおそらくはシマノ105装備というのが定番だろう。稀にスラムのAPEX装備などというものもあるが、これはスラムの最下位ロードコンポだ。完成車の価格が20万円を超えてくると、だんだんと装備が良くなり、シマノ・アルテグラ・クラスのコンポ搭載車が多くなる。デュラエース搭載となると、どんなに安くても30万円台になってしまう…というのが通常の感覚だろうか。
ところが、そんな“ヒエラルキー”をいとも簡単にあっさりくつがえしてくれるのが、Merlin Cyclesのロードバイク完成車たちだ。そのうちの何台かをご紹介しよう。
▲2012年モデル Merlin Malt-CR Sram Red 約¥182,000 【Merlin Cycles】
こちらはマーリンサイクルの自慢のカーボンバイクMalt CR。コンポはなんとスラムの最上位機種RED。ホイールはMavic Aksiumだからそれほどのものではないが、日本だったらこの価格ならせいぜいSram Apex搭載がいいところか。円安なのにこの価格はかなりのもの。
ちなみにコンポを1ランク落としてSram Forceとすると約14万円ちょっとで買えるこんなものもあるMerlin Malt CR Sram Force
▲2013年モデル Merlin Evolution 約¥191,000 【Merlin Cycles】
ホリゾンタル・フレームが今となってはとても新鮮なカーボンロードバイク、マーリン・エボリューションの最新2013年モデル。コンポは最上位機種ではないが、シマノ・アルテグラ6700。ちょっと珍しいロードをお探しの方にはきっと良い。
▲Eddy Merckx EMX-1 Shimano Ultegra 6700 約¥146,000 【Merlin Cycles】
こちらはエディ・メルクスのフルカーボンバイク。もちろん完成車でのお値段。コンポはシマノ・アルテグラ6700。メルクスのラインナップの中ではミドルグレードの位置付けだが、内容を考えると相当に安い！
Merlin Cyclesから日本への完成車の送料は約13,000円です。自転車の場合、関税はかかりませんが、消費税分の税金だけはかかります。
