関税・消費税[Part 1]関税・消費税はどのくらいかかるの? | 海外通販100%利用ガイド: 自転車パーツが安い!

海外通販サイトやeBayで購入した品物に税金はかかる?

自転車パーツを海外から購入した場合(海外通販サイトまたはeBayから)、果たして税金はどうなるのでしょうか? かかるのでしょうか? かかるとしたら実際、いくらかかるのでしょうか?

実は、若干の“運”もありますが、簡単な法則はあります。以下は簡単なまとめです。

課税対象額が1万円以下の場合には

金額的には課税対象額が1万円以下の場合には、関税・消費税ともかかりません。ただしこの1万円というのは実際には16,667円のことです。というのは、課税される金額というのは、実際の[商品代金+送料]の60%のことだから。

つまり実際に購入した金額と送料を足した金額が(為替相場のレートの変動があるので)約1万6千500円くらい以下であるなら、無税になるということです。

課税対象額が1万円を超える場合には

また、その金額が課税対象額1万円(つまり実際の購入金額+送料では16,667円)を超えた場合にはちょっとした計算が必要です。

まず、消費税は必ずかかります。実際には消費税として全体の金額に対して4パーセントかかります。それ加え地方消費税と通関料がプラスされますので、トータルでだいたい5パーセントほどになります。ただし個人輸入の場合には購入金額の60%に対して課税されますので、商品購入代金に対してだと3パーセントほど、ということになります。(eBayからの購入の場合には商品代金の60%ではなく、商品代金+送料に対してかかります。課税基準価格の違いに関しては「関税・消費税[Part 3]」をご覧ください。

そして関税です。

コンポやフレーム、ホイールといった、純粋な自転車パーツには関税はかかりません。

ただし、サイクルジャージやパンツなどの「ウェア類」には10パーセントほど関税がかかります。また、シューズなどには30パーセント(またはそれ以上)の関税がかかります。皮製品は高めの関税になります。関税の商品による違いに関してはこちらの「関税・消費税[Part 2]関税はいくらかかるのか? 品物別の関税率の違いにちょっと注意。」をご覧ください。

では実際にかかる金額の目安は

では、実際の感覚的な金額の目安ですが、実のところ、多少のバラツキがあります。税関の担当者の裁量による部分があるからなのか、それとも品物の解釈に幅があるからなのでしょうか、同じようなものを海外から購入したとしても税金がかかったりかからなかったり…あるいは金額が違ったりすることは、それほど驚くことではないようです。

(自転車パーツや自転車完成車、フレームセットを購入した場合の)税金に関する概算目安です。(衣類や靴が含まれる場合にはこの限りではありません。)

  • 1万5千円以下のお買い物→まず税金がかかることはないでしょう。
  • 約2万円以上のお買い物→まず普通は多少の税金がかかります。ですが、場合によってはかからないこともないわけではありません。ですが、確実な線として、普通の感覚としての消費税分(合計5%分くらい)かかると思っておけば大丈夫でしょう。(2万円おお買い物だったらおそらく1,000円程度)実際には商品価格の6割に対する税金となりますので、それより安くなるはずではありますが。)
  • 約2万円程度を確実に超えるお買い物→おそらく5%程度以下の税金(消費税と通関料)はほぼ100%確実にかかると思ってください。(純粋な自転車パーツだけでしたらそれ以上かかるはずはないですが、衣類など別種の課税品と認識されるものが含まれてしまっている場合には、多少の関税分がプラスされてしまうかもしれません。)
  • ただし、明らかに2万円以上のお買い物の場合にも、何らかの理由で税金がかからないことも希にあります。その場合には是非宇宙の御心に感謝してください(笑)(これは例外と思っておいて良いかもしれません。“ラッキー”も希にあるということです…)

詳しくはこちらの税関のページでより詳しく見ることができます。

関連ページ

Comments are closed.