アメリカからの送料はいくら? USPS、UPS、FeDexについて | 海外通販100%利用ガイド: 自転車パーツが安い!

たとえば、eBayで購入した自転車パーツの送料はいくらくらい?

今回の記事は、アメリカからの送料解説編。

たとえば、eBayなどで購入した場合に、一番わかりにくいのは送料のことかもしれない。いくつか種類や分類があり、また特にeBayの場合には出品者による送料の違いも結構大きいので、最初はなかなか戸惑うものだ。

USPS、UPS、そしてFeDex

まずは、米国から日本への配送方法の種類から。大きく分けると以下のような種類がある。

●USPS(USPSの公式サイトはこちら・英語です

●UPS(UPSの公式サイトはこちら・日本語

●FeDex(FeDexの公式サイトはこちら・日本語

この中で紛らわしいのは「USPS」と「UPS」。これ、名前が似ているので混同しがちかもしれないが、実は全く別の機関であることに注意。

「USPS」とはUnited States Postal Serviceの略。つまりはアメリカの郵便屋さんのこと。(ランス・アームストロングがツールドフランス7連覇したときに6連覇目まで所属していたのが、このUSPSがスポンサーしていたUSポスタルチームだったことはまだ記憶に新しい。)

「UPS」とは、アメリカ最大手の民間配送機関のこと。日本で言えば、宅急便とか佐川急便のようなもの。

また、「FeDex」も民間配送機関のひとつ。室伏選手がイメージキャラクターになっている。配送のスピード的にはこれが一番速いようだ。日本国内で定形外で発送したかのようなスピードで国際荷物が届いてしまう。急ぎの場合にはこれが一番だろう。ただし一番高額となる。(FeDexの場合には関税の請求は後からとなる場合が多いことに注意。)

eBayで自転車パーツを買った場合に一番使われるのはUSPS

この中で、eBayで品物を送ってもらう場合には、“ランス・アームストロングのUSポスタル”が、おそらく一番一般的だろう。

そのUSPSの荷物種別の中にもいくつか分類があるので、ちょっとその解説。名前だけを見ると、はたしてどれが一番速い便なのか、どれが一番遅くて安い便なのか、さっぱりわからないのが特徴かも…。「ファーストクラス」だの「エクスプレス」だの、どれもが偉そうな名前が付いているが、本当のところはどうなのだろうか???

First-Class Mail International

これがUSPSの中の国際便では一番安いサービス。いわゆる日本式に言うと“定形外”扱いになる。重さ別に細かく値段が設定されているので、軽量なパーツの配送などでは結構安くなる。軽めのパーツだと、だいたい十数ドル程度の送料で収まるケースもある。(自転車パーツの送料的にはそのくらいが最安値と思われる。)

Priority Mail International

これは、いわゆる“ノーマル国際ゆうパック”のような感じ。適度に速く、荷物追跡もでき、信頼性も高い通常便。金額的には(eBayの場合はもちろん出品者にもよるが)、自転車パーツの場合でだいたいUS$30.00くらいからだろうか。だから考え方によっては必ずしも安くはないが、これが国際便の標準と思っておくと、まぁ間違いはない感じだろうか。(この点を見てもイギリスからの通販の送料はかなり安いということに気づく。)

自転車のフレームや完成車などの大きなパーツを送ってもらう場合には、このPriority Mail Internationalが最安値となる。重さや大きさによっていくらか異なるがだいたい70~100ドルくらい…というのがフレームセットの場合の送料の目安だろうか。

Express Mail International

これは、いわゆる“速達版国際ゆうパック”のような感じ。速達なので、もちろんいくらか到着が速くなる。金額的には、普通便の「Priority Mail International」よりも2~3割高くなるくらいの料金。もちろん荷物追跡可能。

USPS公式ページ内の日本への配送料金解説ページはこちら(英語)

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