関税・消費税[Part 2]関税はいくらかかるのか? 品物別の関税率の違いにちょっと注意。 | 海外通販100%利用ガイド: 自転車パーツが安い!

自転車パーツ関連の海外通販で購入した場合の税金メモ

WiggleやChain Reaction Cyclesなどの海外通販で自転車関連パーツを買った場合の関税についてのメモ。実はモノによってかかる関税が違うので、このあたりを(大ざっぱにでも)把握しておくと、まさかの課税にびっくりすることもなく、ハッピーな買い物をすることができるに違いない。税金に関するちょっとした注意事項、パート2をお伝えしたい。

だいたい16,000円以下の場合には無税。

海外通販でお買い物をした場合の基本事項その1は、少額の場合には無税となるということ。(自転車通販サイトから購入した場合には普通)商品代金と送料の合計が16,667円未満の場合にはまず消費税も関税もかかることはない。なので全くの免税と思っていて問題はない。

品物によってかかる税金が違うことに注意! 特に注意すべきは靴!

だが約16,667円を超えた場合(為替相場によって微妙に変動することに注意)、いくらかの税金がかかってくる。

まずは消費税。これは何を買っても必ずかかる。約4パーセントの消費税プラス地方消費税が若干。さらに通関料が若干プラスされる。トータルで約4.5パーセント前後となるのが普通のようだ。

そして関税。これは品物の種類によって変わってくる。

純粋な自転車パーツの場合には、基本的には無税(免税)となる。だから、カーボン製のハンドルであっても、金属製のディレイラーであっても、アルミのフレームであっても、高性能ホイールであっても無税となる。消費税はかかるが、関税はかからない。

だが、同じ自転車通販ショップからの購入であったとしても、衣類や革製品だったとしたら、実は関税がかかってしまう。このことを認識していないと、ちょっとびっくりすることになるので、若干の注意が必要だ。

関税というのは、かなり細かく分類されているので、何がいくらの関税率になるのかはかなり難しい。細かく知りたい方はこちらの税関のウェブサイト内の分類表などと見ていただくとして、自転車関連グッズで言えば、大ざっぱな基準として、以下のように覚えておくと、ほとんど問題はないだろう。

  • 1パッケージの合計金額が16,700円前後に満たない場合:何が入っていても無税
  • 1パッケージの合計金額が16,700円前後以上の場合:最低でも消費税分(5%程度またはそれ以下)はかかる。さらに…
  • 普通の自転車パーツの関税:無税
  • 衣類(ジャージやジャケットなど)の関税:商品代金の60%に対して約10パーセント(海外オークションから購入の場合には商品代金の100%+送料に対してのパーセンテージで計算)
  • 靴(ビンディングシューズなど)の関税:商品代金の60%に対して約30パーセント、または一足につき4300円のいずれか高い方(海外オークションから購入の場合には商品代金の100%+送料に対してのパーセンテージで計算)

なので、自転車パーツだけを購入した場合には、消費税だけがかかると思っておいていただいてまず問題はないが、衣類や(特にシューズ)が含まれている場合にはちょっと計算をしてからオーダーした方が良いかもしれない。(なので、SIDIなどの高級ビンディングシューズ購入の際にはちょっと注意が必要かも。)

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